2014/02/05

究極の福利厚生、実質給料3割アップ!

ベンチャーは地方でチャンスをつかめ!
〜沖縄で飛躍的に成功する40の法則



 沖縄進出に際し、とてもユニークな経緯をもったベンチャーさんがいるのでちょっと紹介します。

 もともと東京に拠点を構えていた、このスマートフォン向けゲームアプリ製作会社さんは、業務拡大につき、地方拠点の新設を検討しはじめました。社長さんは直感的に、北海道か沖縄に開発拠点ができたらいいなと思い、まず、沖縄に下見に来たそうです。なにがあったのでしょうか? 一発で沖縄を気に入った社長は、北海道と比較検討することもなく、沖縄に拠点新設を決定しました。

 さすがクリエイティブ業界・・・(^ ^; でも、話はまだまだ続きます。

 沖縄での拠点新設を決定した社長は、15名の従業員にその旨を報告。そして、「沖縄開発センター立ち上げメンバーを募集するので、希望者は申し出てください」と、沖縄への異動希望を募ったところ、なんと社員全員が応募! ならばと、社長は会社の本店を東京から沖縄に移し、会社・従業員一式で沖縄にやってきたのです。

 社長が社長なら、その社員も社員。若い業界ですし、独身社員が多いということもあり、このようなドラマチックなことが本当に起こったわけです。

 で、本論はここからです。

 沖縄に子会社を新設したのであれば、東京本社と給与体系は異なる場合も十分あり得ますが、支店新設であったり、今回のように会社ごとの移転の場合(他に例を知りませんが・・・)、沖縄にやってきた社員は当然、給料は東京時代と同じです。容易に想像がつくかと思いますが、東京での生活と地方での生活費では必要経費がまったく異なります。沖縄の場合、東京より3割は安く生活することができますので、見方を変えれば、社員にとっては、沖縄に来ただけで、給料3割アップです。しかも異動希望先の土地。私が経営者であれば、余計な福利厚生に一切お金をかけないで、会社ごと沖縄移転です(笑)。


 さて、沖縄に来て生じた給料3割分のお金を、あなたは何に投資しますか?


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